大正時代開店の江戸前寿司から生まれた玉子焼専門店「つきぢ松露」のブランディング、ブランドコピーライティング、Webサイト制作

 BACKGROUND

創業より、寿司屋や高級料亭に卸したりと料理人たちに信頼されてきました。出来立て熱々のものをしっかり冷まして旨味を閉じ込め、冷めたらさらに美味しい玉子焼として、だしのきいた味を確立。磨き込まれた鉄鍋を使い、職人の手で丁寧に焼かれた玉子焼は、今では全国の小売店に並び、愛されています。原料の卵も、より安全で玉子焼に合うものを専門業者と共同開発。味と原料にこだわり続けながら、具材入りの玉子焼を売り出して先駆けとなるなど、新しいものを作る姿勢もつきぢ松露のアイデンティティのひとつです。

APPROACH

まずは社長にお話をお聞きし,実際に焼き場にも伺い、取材しました。家庭で作られる、作り立ての卵焼きと勝負するのではないというお話が印象的です。具材入りの玉子焼を開発する際には、具材が自分たちの卵に合うかどうか見極め、また具材によって塩分の調整をするなど、細部に及ぶこだわりが感じられました。真面目さと新しいものに挑む姿勢を軸にブランディングしました。

We first spoke with the president of the company and then visited the actual baking facility for an interview. We were impressed by his words that home-made tamagoyaki is not a competitor. We were also impressed by his attitude toward the development of his tamagoyaki, which focuses on the ingredients, such as determining the compatibility with eggs and adjusting the salt content depending on the ingredients. Underlying the branding was a sincere attitude of taking on new challenges.